2022年5月27日金曜日

眠るために光を浴びる必要があるのは何故?朝15分の行動が変える"睡眠の質"とホルモンの関係とは?



かつて自分も体調を崩していた時に、医者から言われた一言。



【朝日を浴びなさい】



しかし、その当時は朝日を浴びたところで、夜寝付けない症状が改善されることもなく、そもそも運動なんてする気力もなく、ベッドから動けないような生活を送っていました。

今、改めて睡眠に関して学んでみると、ようやくその意味が分かりました。

近年、腸とホルモン分泌の関係は研究が進んできた分野であり、睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンがどうやって増えるのか、どんなタイミングで増えるのかということが分かってきています。

そんな話の一歩として、まずは何故、光を浴びる必要があるのか、という話をしていきましょう。



・光を浴びると、何が起きる?

何故、光を浴びる必要があるのか、それはホルモン分泌に関連します。

脳の視床下部にある「視交叉上核」という視神経の集まりで体内時計は管理をされており、消化吸収や免疫、血圧、食欲、気力などを司るホルモンが24時間周期の中で適切なタイミンで作られます。

つまり、朝日を浴びることで、その日の光は目を通して脳に働きかけ、反応する臓器に朝が来たことを知らせ、体内時計が朝のリズムになっていく、というわけです。

 

・睡眠と光の関係

では、朝に浴びた光がどう睡眠に影響するのかというと、朝日を浴びておよそ12〜3時間後、体内では睡眠ホルモン「メラトニン」の生成が始まります。メラトニンは睡眠をするためのホルモンというよりは、熟睡を促すホルモンという位置ですが、睡眠の質とは切っても切り離せない関係にあります。

かつての自分が思っていたように、一見眠れることに関係がないように見える朝日を浴びるという行為ですが、体内時計のサイクルという観点で見ると、朝日を浴びなければメラトニンの正常な生成に影響を及ぼしていると言えます。


・何をすればいいのか

とりあえず体内時計と睡眠の関係は理解出来たでしょうが、実際に何をすればいいのか。すごく単純な話です。晴れた日は15分程度、曇りの日は1時間、窓際にいましょう。朝の支度をするでもいいし、ヨガをするでもいい。なんなら座ってぼーっとするでもいいのです。わざわざ外に出て、小鳥に話しかけることも、ラジオ体操をすることもありません。黙ってるだけでいいのです。目や肌を通して、光を感じることが重要です。

朝に時間が取れないという人は、休憩時間は外に出る、ということでも代用することが出来ます。

また季節的に、秋・冬は日照時間の短さや紫外線量が少ないことから、効果が得にくいと言われています。




何時間寝るのがすっきりと起きれるのかは個人の体質などで分かれるものですが、午前6時〜8時半に目を覚まして、日の光を浴びることは体内時計の調整として重要なことです。より質の高い睡眠を目指す一歩は、朝起きるところから勝負が始まっているといっても過言ではないのかもしれません。

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